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【霧雨レポート】南国少女は腐朽菌の夢を見るか?【園芸】

【霧雨レポート】南国少女は腐朽菌の夢を見るか?【園芸】

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前回に引き続き、ブルーベリーなどの
菌根植物を観察・栽培してみるお遊びです^^

続きを読む・・・ ↓ ↓



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今年もブルーベリーの苗が出回る季節になったか・・・
また、初心者が「簡単に育てられます」という詐欺に引っかかって、
たくさん購入してしまうんやな。


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ブルーベリー苗って1月~2月に出回るんだな?
べつに3月~4月に購入してもいいんじゃないか?


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いや・・・ プロの業者から買うならいいが、
そこら辺のホームセンターで売られてるのは早めに買ったほうがいいぞ?
花が咲いてから買うと厄介なのがブルーベリーなんだ。
遅い時期に買うなら、園芸の専門店で買った方がいい。


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何でやねん? 見切り品の方が安く買えるんちゃうんか?


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ホームセンターなどで安易に売られてる苗は、
手入れはされずそのままだ。

1~2年生のブルーベリー苗は、まだ小さく、
花が咲いて、果実がつくと、
栄養を果実に奪われ、枝の成長が止まる・・・



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つまり、来年には枯れてしまう購入者が続出すると?


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→初心者がホームセンターで買う。
(※簡単に育てられます、実がたくさんなりますと書いてある)

→花が咲くヽ(*⌒∇⌒*)ノ

→果実がたくさん実るヽ(*⌒∇⌒*)ノ

→枝が弱る。

→次の年には最悪枯れる。( ;∀;) カナシイナー


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詐欺なんだよなぁ・・・


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まあ、ウソは言ってないがな(笑)
1年目は咲くし、実がなるだろう・・・

しかし、花芽を摘んで果実を制限するのは
購入者の責任だからな。

土は酸性が良いだの、暑さに弱いだの、
この肥料が良いだの書く前に
もっと重要な事書けよと言いたいわ。


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んで、ブルーベリーの苗を買ってきたんか?
どんな品種だ?



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サザンブッシュ系で「ミスティー」という名前のブルベリー苗だ。
上品な甘さと樹勢の良さがウリだ。


みすちー(笑)
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みすちー(ミスティア)とか
東方ファンしかわからんネタで結びつけるのやめよ~や!

もしかして東方キャラと同じ名前だったから買ったんか?


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せや!


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「サザン」という系統らしいが、
これは「南国」という意味なのか?


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ブルーベリーには、大き3種類に分けられている。

サザンハイブッシュ系(暑さに強く、寒さにやや弱い)

ノーザンハイブッシュ系(寒さに強く、暑さに弱い)

ラビットアイ系(暑さに強く、寒さにやや弱い、根が強い)


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寒さに弱いのか・・・
具体的にどれくらいが限度なの?


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サザン系とラビット系は、寒さに弱いが、
マイナス10℃までは耐えられるぜ?
関東なら、平地までは育つ。

寒さに強いノーザン系は、マイナス30℃にも耐えるらしいが・・


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よく思うんだが、極寒で育つ植物ってよく凍らないよな・・・


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細胞外凍結といってな・・
余計な水分を細胞から外部に移動させて凍らせる機能だ。
これで細胞がダメージを回避している。

さらに、マイナス30℃などの極限下では、
「過冷却」という状態を作り出し、凍結を回避している。


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過冷却状態?
なんか理科の授業で聞いたかも・・


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水が凍るには、コアとなる素材が必要だ。
大気中の水滴がチリに付着して雪や雨になるアレだ。
しかし、凍る要素を除外した状態でゆっくり温度を下げると
マイナス15~-40℃でも凍らないとか?



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南国系だと、マイナス10℃より暖かい地域が良いのか。
ブログ主は栃木県の平地住まいだがどうかしら?



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グラフを見た感じ、余裕だな。
那須や、奥日光の一部地域は、かなり寒い感じになってるな。

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平均気温が高いのに、急激に冷える地域も多いみたいだな・・



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ちょっと面白いグラフがあったので紹介。
極端な温度差や山や海がない「埼玉県」で見てみよう・・

2019年~2020年1月までの冬で、さいたま市ではこんな感じだ。


https://weather.time-j.net/Stations/JP/Saitama

※薄い線は、過去の統計です。濃い線が最新のグラフ。

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確かに暖冬ぎみではあるな・・・
しかし・・


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そう、暖冬だが、最高気温は上がってないんだよ。平年並みだ。

これは偏西風の蛇行で気団がずれて、南から暖かい湿った空気が来てるからだ・・
今年は南岸低気圧の雪ばかりなので、東京の方は雪が降るが、県北では雪が降らない。



さらに、去年、マスコミが温暖化! 
・・・とか言ってた、2019年、夏ごろのグラフがこれ。

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7月下旬までの最高気温が低すぎなんですが・・・
2019年度の夏は「冷夏」だったのか!


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見た感じ、冬はやや暖冬で、4月の花見で雪が降ってニュースになった。
そして7月までは気温が上がらず、蝉も鳴かなかったよな?

8月~9月上旬までは暑さがダラダラ続いて、
10月以降は平年並みだ。

全体としては、気温が寒かった年と言える。



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温暖化してねーじゃん(笑)

それよりも、暖冬だと、冷夏になるの法則が発動しそうだな・・
今年の野菜の値段が上がりそうで嫌だわ。


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最近の日本が暑く感じるのは、南岸から来る湿気によるものだろう。
なので、最低気温は下がりにくいし、蒸し暑くなる。

今年のオリンピックでは、観光客の熱中症が懸念されているな。



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蒸し暑い方が、植物は育ちやすいような気もするがな・・・
あとキノコも。


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前回、ブルーベリーは菌糸から栄養を
もらって育つ「菌根植物」
だという話をした。

しかし、業者を除けば、ほとんどの愛好家は、
ベランダや庭などで、鉢植え栽培してるのが殆どだ。

今回は、みすちー苗を鉢植えでやってみようと思う。


あと、ついでに同じ南国系の「サンシャインブルー」もおまけで買ってきた。

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サンシャイン「自分・・・おまけっすか?」


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鉢植えって事は、菌糸パワーは使えないということか?


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私が「普通の育て方」をすると思うか?
今回は実験だ。

鉢植えだが、菌糸の栽培もするという試みだ!


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そ ん な 無 茶 な !


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やってみなければわからんだろう!
まず、必要な要素を考えてみた。

買った苗は、これだ。


☆みすちー(サザン系)
☆サンシャインブルー(サザン系)
☆ブルーレイ(ノーザン系)
☆チャンドラー(ノーザン系)
☆チャンドラー接木(台木:ラビットアイ系)





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けっこう買ったな(笑)
接木苗もあるが・・・
これは台木にラビット系を使ってるのか?


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サザンもノーザンも根が虚弱で水はけの悪い地では根腐れを起こすからな・・・
泥土でも育つ、強健な根をもつラビットアイは、よく接木の台木として使われる。

今回は、栽培が難しいとされる「サザン系」を鉢植えにしてみる。
あとは地植えだな。


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まず、何をすればいいのでしょう?


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買ってきた苗をチェックする。
まず余計な花芽はすべて手摘みで排除する!


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え~!
せっかく買ってきたのに、花も果実も見れないのは寂しいやないかい!


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しかたあるまい・・・本来なら1~2年生の苗なら、
花芽はすべて除去したいところだが。

それじゃつまらんから、1~2個くらいは残すことにする。

特に、チャンドラーなどは実が500円玉サイズと大きい。
つまり、それだけ栄養が実に奪われるということだ。
枝の成長が阻害され、次の年から弱々しい苗になって枯れる。



※花芽が多くつく品種のミスティーの花芽。
減らしておかないと大変な事になる。
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次は、枝の剪定ですね?



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しようと思ったんだがな・・・
専門業者から買ったほうの苗は、完璧に剪定されて送られてきた。
さすがプロだな。

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徒長枝(トチョウシ)・ふところ枝・からみ枝・下がり枝など、
不要な枝はカットされていたし、巨大な実をつけるチャンドラーは
花芽が1つだけ残してあった。
実が一つもつかないと客が嫌がるからという配慮だろう。

対して、ホームセンターで買ってきた苗は徒長枝が多く剪定が必要だった。



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徒長枝って何すか、先生。



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無駄に多く出てきた新枝の事だ。
ブルーベリー業者は、なるべく太い枝にまとめたいからな・・・
細い枝に、栄養を無駄遣いされて、成長が偏るのを嫌うんだ、業者は。

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https://hamanigreen.co.jp/report/sentei-2.html


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盆栽の育て方に似てるな・・


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まあ、そうなんだが・・・
あまり古い枝ばかり残すと、老化で成長が弱くなる。
ブルーベリーは太いシュートサッカーという新枝を出すので、
タイミングを見て、そっちも育てる必要がある。


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サッカーは地面から出てくる枝なんやな・・・
それじゃあ、接木の苗はどうなる? もしかして・・


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そうやで(笑)
台木にラビットアイを使ってる場合は、
地面から伸びてくるのはラビットアイ系の枝
ということだ。
ちゃんと剪定しないと、ラビットに乗っ取られるぞ?

サッカーを切って、そこに新しく挿し木をつなぐというのもアリだぜ?



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カタログに低温要求時間とあるが何これ?


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冬に、十分な寒さに当てないと、
春に成長しない植物だ。

桜や梅、バラなど、たくさんあるだろう。

ブルーベリーはサザン(南部系)なら150~300時間。
ノーザン(北部系)は800~12000時間の低温を要する。

みすちー苗なら、200時間程度で十分やな。




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では、今回の鉢植えに使う「用土」を用意します。


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用土を求めて公園にきました。

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ファ? なんで公園?
ブルーベリー用土を買いに行くのではないのですか?


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今回は、鉢に、菌糸を仕込んでみょうと思う。
ブルーベリーの根は、
地中の「エリコイド菌根菌」などを自分の根に感染させて、

その菌糸を根の代わりに栄養を集める。

基本的に、木材腐朽菌が木や落ち葉を分解して作った糖を
エリコイド菌根菌がブルーベリーの根に運ぶといったカラクリだ。

なので、野生のブルーベリーは耐陰性が強い。
キノコは日陰で酸性の土で育つからな。


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でも、普通に人間が育てる事も可能だと。


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ブルーベリーが菌糸の助けが無い状況下では、
人間が水と肥料を与え、光合成させる事で、育てる事が可能だ。

それどころか、ブルーベリーは、菌根菌が無くてもいい環境では、
菌根菌を根から追い出して、人間の世話に依存する(笑)


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その図々しさは見習いたいわ。



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まず、キノコがありそうな朽木を探して、樹皮をはがしてみます。
エゴノキタケやヒイロタケ、カワラタケ・・・いろいろありますなぁ~

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腐朽菌というのがポイントなんだな?


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地球上で、木材を分解できる唯一の生物が「木材腐朽菌」だからな・・
今回は、剥いだ樹皮を砕いて、鉢植えに使ってみようと思う。


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こっちは、自宅の裏庭ですね?
スギの廃材を使うのか・・

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針葉樹は分解が遅いのでバランス調整に入れてみよう。
そのぶん長持ちするし、分解速度はゆっくりのほうがよさそうだ。

ブルーベリーに発酵が進んだ、完熟腐葉土やバーク堆肥を使ったら、
成長が思わしくなかったという話がある。


栄養過多で未熟な徒長枝やサッカーも出てしまうようだ。



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おい、ハム太郎のアレじゃね~か!
これも使うんかい。


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ペット用のおがくず(300円)は危険な漂白とかは使われて無いからな・・
菌糸の栄養補給とチップの隙間を埋めるのに使うぜ!

おがくずに、米ぬかを入れたものは、
キノコのビン栽培でよく使われる手法だ。
今回は米ぬかは使わないがな・・

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ここまでの流れで、私たちが
「ブルーベリー栽培」の話をしてるとは、誰も思うまいて。



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・・・・・・・・・・・せやな。



一般人「キノコ業者かな?」







・・・・少女作業中。 
魔理沙先生の下着でも見ながらお待ちください。
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ブルーベリー用土ができました。

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これがカオス(混沌)!


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森で拾ってきたのだけでは、全然足りなかったので、
ホムセンでシイタケ菌が打ってある原木を追加したぜ(笑)

よく菌糸が回っていたので、鉈で簡単に砕けたがな。

あと、必ずマスクはしろよ!
粉塵を吸い込むのはよくない。




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シイタケ菌まで入ってて大丈夫かね?


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シイタケ菌は低温に強いからな・・・
通常、24−25℃で活動を開始する、好低温菌に属する。

そして樹皮を破って発生する 温度は、
菌糸の最適生長温度(24−25℃)よりも低い温度になった時だ。

ちょうどノーザン系の苗と活動時期が近い。

通常の腐朽菌は20 - 30℃を好む好高温菌だ。



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サザン系は暑さに強いから、好高温菌でもいけるな。


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ノーザン系は、夏に成長を止めてしまう。
でもサザン系は、夏でも、ジワジワ成長してるっぽいんだ。

作業を均一化したい業者からすれば、サザンは扱いづらいだろうな・・

ノーザンハイブッシュがメインの農場では、
サザンハイブッシュ系は枯らしてしまう業者も多いときく。


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ブルーベリー業者は、菌根菌の事は知ってるんか?


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知ってる業者も多いさ・・・
しかし、時間と効率重視の業者としては、
扱いずらい菌糸の世話などできんだろ・・

何百本~千本ちかい株の管理をしてるからな。


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挿し木や接木で増やせるんだろ?
業者は、自分で増やしてるのか?


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もちろんやってるがな・・・
注意したいのが「パテント」商品だ。


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商標登録・・・ 著作権がある苗のことか?


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正確には「アメリカ・パテント」という。
買うときに、この事を知らん奴が多くてな・・・
勝手に増やしたり、売ったりすると、違法行為になる。
接木もダメ。


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自分で増やすのもダメなんか?


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「俺たちが苦労して作った品種を勝手に増やすな!
俺らから苗を買え!勝手に増やされたら俺たちが可哀そうでしょ?
金払え~!!!」


・・・・ということだ。
まさに、ザ・米国といった発想だな(笑)


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あの「夢の国の黒いネズミ」と同じ思考やんけ!
おとなしくノンパテント苗を選んだ方がよさそうだな~



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というわけで、苗を植えてみたよ!


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全部、木片じゃねーか!

マジで、上から下までこんな感じかよ!
土は無いんですか?

そして、サンシャインまで巻き添えにされてて草(笑)


サンシャイン「・・・・解せぬ」




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一応、ポットから抜いた時についてた土はそのままだぜ?
なるべく根を刺激したくなかったんでね。


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そういえば、菌根菌は大丈夫なんか?

分解するのが「腐朽菌」だが、
運び屋の「菌根菌」がいないとダメなのでは?


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ツツジ科に多い「エリコイド菌根菌」なんだがな・・・

どこの土にも居て、酸性に強いというのが特徴だ。
ブルーベリーが酸性土壌を好むというのがここにある。
それは前回も話した。

なぜかしらんが、この菌根菌は、
鉢植えでも、いつの間にか発生しているらしい(笑)



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菌根菌さんはどこから来たんや?


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それが、謎なんだよな~
いろん説はあるが・・・ まあ、そのうちわかるやろ?

今日はここまでだな。








※今回は、最後に「NHK趣味の園芸」の記事を紹介してお開きにします。
次回は春ごろに報告します。 ゆっくりしていってね?
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伴 琢也さんにブルーベリーについて聞いてみた!
『趣味の園芸』7月号こぼれ話


https://www.shuminoengei.jp/?m=pc

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編:他にはブルーベリーのどんな点がおもしろいのでしょうか。

伴 琢也(以下、伴):今メインでしている仕事の一つ、 「菌根菌」がおもしろいですね。

編:キンコンキン? いったい何ですか?

伴:菌根菌は、カビやキノコの仲間です。実は、自然界に存在するブルーベリーの根には、必ず菌根菌が住んでいます。菌根菌はブルーベリーの根っこの細胞の中に入り込んで、ブルーベリーが光合成してつくった養分をもらっているのです。

編:えっ、根っこにカビをすまわせているんですか。

伴:はい。ブルーベリーにもメリットはあるんです。菌根菌は、いろいろなものを分泌して、ブルーベリーが直接吸収できない養分を吸収できる形に変えています。自然界ではブルーベリーは菌根菌がいるおかげで、酸性土壌で生きていけるのではないかと言われています。

編:共生関係ということですか。

伴:ある状況下ではそうです。ところが、自然界に生えているブルーベリーを畑に植えて、人間の手で肥料を与えるようになると、菌根菌は少なくなってしまいます。

養分が少ない状況下では共生関係を結んでいるくせに、いざ養分が十分得られるとなると、追い出してしまうのです。

編:いいように使われている感じがします......。菌根菌はどこから来るのですか。

伴:どこから来るのかはわかりません。

さし木をしますよね。半年くらい経ったら、もういますね。鉢植えで育てても、ほぼ絶対にいます。ところが、水耕栽培すると、少ない。おもしろいでしょう。

さらにおもしろいのは、菌根菌のなかには共生しなくても生きていけるものがあります。それなのに、何かのきっかけでブルーベリーに入る。何のために入っているのかは、よくわからない

編:聞けば聞くほど不思議です。そもそもカビって、植物にとってよくないものだというイメージがあります。

伴:そうですね。菌根菌は、ブルーベリーの根の表面に穴を開けて、そこから菌糸を出します。穴をあけるというのは、いわゆる病原菌と同じ行動です。それなのに、なぜ菌根菌は許されて、病原菌は許されないのか。そのあたりも、まだよくわかっていないのです。

編:そうなんですか。まだ研究が始まったばかりなのですね。

伴:はい。僕が研究を始めたのは2011年くらいですが、国内でこの研究をしている人は、まだすごく少ないです。 ちょっと待っていてくださいね。

(シャーレを持ってくる)これが菌根菌です。一つ一つ種類が違います。今、国内のいろいろなところから菌を集めてきて、それがどのような性質を持っているかを明らかにしています。将来的には、生きている肥料として菌根菌をブルーベリーに与えることができるようになるかもしれません。

編:ブルーベリーの研究には、まだまだいろいろな可能性が広がっているのですね。 ところで、伴さんはご自宅でブルーベリーを育てていらっしゃるのですか。

伴:自宅では育てていません。研究室で十分ですからね。(笑) ただ、老後は、午前中はブルーベリーを育てて、夕方は近所の子どもの宿題を見て、朝と夜は釣りをする、という生活をしたいなと思っていて。

編:それはいいですね。

伴:じつは、妻の実家がブルーベリー農家になったんです。僕がブルーベリーの話をしているうちに義父が気になりだして、10年ほど前に植えつけました。約10a栽培しているのでブルーベリー食べ放題になっていますね。

編:本当ですか! 摘みたてのブルーベリー、すごくうらやましいです。

伴:みなさんにぜひともお伝えしたいのは、摘みたての果実のおいしさは、食べてみなければ絶対にわからないということ。ブルーベリーは甘酸っぱいと思われていますが、それは間違い! ほとんどの方は、まだ本当においしい果実を召し上がったことがないはずですよ。食べてみるとブルーベリーに対する印象がガラッと変わります。

編:摘みたての果実を食べることをモチベーションにすれば、日々の水やりなどもがんばれそうです。

伴:ポイントさえおさえれば、決して難しくありませんからね。まだブルーベリーを育てたことがない方も、『趣味の園芸』7月号を読んで、ぜひ育ててほしいなと思います。


[ 2020/01/26 03:08 ] 未分類・ニュース等 | TB(-) | CM(-)