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【国際】 日本と多極化世界に向けた動きの見解

日本と多極化世界に向けた動きの見解
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どんどん世界から見放され、影が薄くなってきた日本。
多極化の鍵は、やはり中国でしょう・・・

最近、ファーウェイの孟晩舟副会長が逮捕とか、
ウィキリークス創設者で発行人のジュリアン・アサンジがピンチだとか、
黄色いベスト運動とか、ゴーン逮捕とかいろいろ気になる話題はありますが(笑)
たまには視野を広げた見方に立ち戻ってみるのも良いよね?

続きを読む・・・ ↓↓



※トランプは覇権などには興味がない、むしろ放棄したい。
米国は軍産に支配されてるので、トランプは、ばれないようにやっている。
念のため、イスラエルには従うふりをしている。コネもある。

一見、ガチガチの戦争屋に見える、側近のポンペイオやボルトンは、
タカ派だが、大統領の言うことは聞くタイプ。
逆に、穏健派といわれているティラーソンなどが軍産側で危険。
副大統領のペンスは、軍産側だが、政治家の保身から政権に残る。
現在の米政権は、このトランプ三国志+αで運営中。

わざと過激にやって、軍産を困らせ、失敗させるトランプ。
こうして、信用を失った米国の穴埋めを、
中国やロシア、イランなどが回収する。
米国バブル(ドル)崩壊も近い? 
すでに中国やロシアは対ドル対策ずみ。日本はやってない。

自ら嫌われ者を演じるトランプ・・・なぜなら自分は適任だから(笑)

アメリカに一極集中していた覇権は、分散し、多極化する。
すると大国同士での戦争はおこせなくなり、平和になる。

しくじれば世界大戦になる。
・・・次の世界戦争は30分ほどで終わるでしょう。
人類の生存者はゼロです。確実に。




日本と並んで多極化対応へ転換した豪州

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2018年11月14日   
田中 宇
https://tanakanews.com/181114australia.htm


日本の安倍首相が10月末に中国を訪問し、日中関係を敵対から協調体制に転換したのと同期して、日本と共同してTPPなど日豪亜圏の形成に動く豪州(オーストラリア)が、これまでの3年間の中国との対立をやめて、豪外相が訪中した。日中と並び、豪中関係も協調体制に転換した。豪州のペイン外相は11月8日、豪外相として3年ぶりに中国を訪問した。中国側はこれまでの対立関係を棚上げし、豪州を称賛した。 (China: What's really behind the 'thaw' in relations with Australia?) (米国の中国敵視に追随せず対中和解した安倍の日本)

これに先立ち、豪州議会は10月31日、米国抜きのTPPへの加盟を批准した。これでTPPの批准国は6つになった。11カ国からなるTPPは、署名国の過半数が批准したら発効するので、豪州の批准により、一か月後の12月30日にTPPが発効することになった。17年1月、トランプが米大統領になってすぐTPPの交渉から離脱して以来、日本と豪州は、米国抜きのTPPを、米単独覇権体制から多極型覇権体制に転換しつつある世界における、中国圏と米国圏の間に位置する海洋アジア・太平洋圏の経済協定として位置づけ直している。 (Trans-Pacific Partnership to start in December)

加えて豪州は、外相の訪中と同日の11月8日、南太平洋の島嶼諸国に対して30億豪ドルの経済支援を新たに行うと発表し、南太平洋地域を自国の影響圏とし続けることを宣言した。これは、多極型世界において、豪州が(日本と並ぶ)海洋アジア圏の主導役になることを宣言したに等しい。南太平洋はもともと(日本の敗戦後)豪州の影響圏だったが、近年、中国が、台湾を押しのけて南太平洋への経済援助攻勢を展開しており、豪州は苦しい守りに回っていた。豪州が、外相の訪中と同時に南太平洋への影響圏設定を再宣言したのは、豪州が中国に「仲良くするが、相互の影響圏は尊重してくれ」という、多極型世界における「極」どうしの共存関係の締結を提案したことを意味する。中国は、豪州の提案を了承した。豪州(や日本)は従属先を米国から中国に替えたのではなく、自国の戦略の適合先を、米国覇権体制から多極型体制に変えた。 (Australia revamps Pacific strategy as China looms) (China almost has Australia surrounded. But its debt-trap diplomacy has been exposed)

日本と豪州はこれまで対米従属が国是であり、トランプが覇権放棄策としての「同盟国いじめ」をしなければ、今後も永久に対米従属を続けたかった。だがトランプは、自由貿易体制を破壊し、TPPを離脱し、NAFTAを米国中心の偏った体制に再編したほか、同盟諸国との安保体制の維持もないがしろにしている。米国では、共和党全体が孤立主義的な米国第一主義の党になっているし、民主党も覇権を嫌う左翼が強くなっている。米国で覇権運営を牛耳ってきた軍産複合体(諜報界)は、トランプに負けて居場所がどんどん縮小している。ヒラリー・クリントンは、軍産系の中道派でなく、国民皆保険を掲げる左翼リベラルとして次期大統領選に出馬することを検討している(出ても負ける)。米国は「トランプ以後」も覇権放棄の傾向が長期化しそうだ。 (Hillary Will Run Again)

そんな中日豪は、いやいやながら対米自立せざるを得なくなっている。対米自立するなら、日豪がバラバラにやるより、日豪が協力し、周辺の東南アジアや米国以外の米州側の国々とも一緒にやった方が得策だ(カナダ、メキシコ、中南米諸国も、トランプにひどい目にあわされている)。米国抜きのTPPは、偶然にも、この新体制にうまく合致している。(米国には戦後ずっと隠れ多極主義の流れがあるので、偶然でないかもしれない) (Australia prime minister: We are stepping up our involvement in Pacific nations) (TPP11:トランプに押されて非米化する日本)

日豪はこれまでの対米従属時代に、米国がアジア戦略として掲げてきた「中国包囲網」の中国敵視を、自国の対中国戦略として掲げてきた。日豪が今後、対米自立してからも中国敵視を続けるとなると、米国の後ろ盾なしにやらねばならない。米国と中国では、米国の方が強くて大きいので、日豪が対米従属の一環として中国を敵視する分には「虎の威を借る狐」であり、気楽にやれた。中国も、米国との対立を避けたがった。だが今後、米国の後ろ盾を失った状態で日豪が中国敵視をやって勝てるか、日豪の国益になるのかといえば、そうではない。中国人はメンツ重視なので、自分より強い相手(米国)にはヘコヘコするが、強くない相手(日豪)には偉そうに強気に出る。日豪は、対米従属の一環として中国敵視していただけであり、対米自立しても中国敵視を続けたいと思っていない。 (日豪亜同盟としてのTPP11:対米従属より対中競争の安倍政権)

きたるべき多極型世界において、極(大国)どうしは戦争しないのがきまりだ。極となる諸大国の影響圏は重なる部分があり、それが対立の火種になりうるが、大国間の対立は、戦争でなく外交で解決される。多極型世界は2度の大戦後、米国によって考案され、国連安保理の常任理事国の5大国体制(P5)としていったん実現したが、その体制を破壊するために英国が米国の世界戦略立案プロセスを乗っ取って冷戦を起こし、それ以来P5は機能不全に陥っている。機能不全ではあるが、P5諸国の間での戦争はありえない(そのために戦争抑止力となる核武装をP5だけに許すNPT体制が作られた)。 (トランプ政権の本質) (田中宇史観:世界帝国から多極化へ)

国連安保理のP5は、従来の機能不全な多極型体制だ。今後の多極型体制の「極」には、インド、ブラジル、南アフリカといったBRICS諸国や、ミニ多極型ともいうべき中東のトルコ・サウジアラビア・イラン・イスラエルなどが含まれる一方、欧州はEUとして国家を超越した組織になって1極になる。さらに、米中の間に海洋アジアとして日豪など(TPP諸国、日豪亜)が極としてうまく成立するかどうか、というところだ。日豪が一つの極を形成するなら、日豪は中国と戦争しないし、不必要な中国敵視もやらなくなる。同時に日豪は対米従属もやめる。日豪が中国敵視をやめる中で、トランプの米国は、中国との貿易関係を断絶させる懲罰関税(貿易戦争)の戦略を突っ走っており、今後、米国と日豪の乖離が経済面から顕在化していく。 (多極的協調の時代へ)

安保面における既存のかたち(日豪の対米従属)は、まだしばらく変わらないが、来年にかけて朝鮮半島の南北が和解を進め、在韓米軍の撤退が俎上に上りだすと、それも崩れ始める。在日米軍の沖縄の海兵隊を2024年から縮小(グアム撤退)する計画を、米軍が昨年発表しているが、それが前倒しされる可能性がある。 (U.S. to start moving Okinawa-based marines to Guam in 2024)

カナダやメキシコは、米国の主導性が強まったUSMCA(旧NAFTA)を通じて米国の経済属国の傾向を強めさせられているが、同時にTPPの加盟国でもあるので、今後、両者のバランスをとる行動をとるかもしれない。米国の今後の中南米政策に関しては、11月1日のボルトン補佐官の、キューバ、ニカラグア、ベネズエラの左翼系3か国の「トロイカ」を「悪の枢軸」扱いした演説が重要だ。米国は冷戦時代から中南米の左翼政権を敵視する傾向が強いが、米国がその傾向を強めるほど、中南米の側は、左翼でない人々を含め、米国に対する嫌悪や敵視を強める。 (John Bolton just gave an “Axis of Evil” speech about Latin America) (Bolton’s ‘Troika’)

中南米に対するボルトンの冷戦的な宣言は、その前の中国に対するペンス副大統領の「米中新冷戦」の開始宣言、イランやロシアに対する敵視策と合わせ、今後のトランプ政権の「世界を敵視して米国の方が孤立してしまう」という覇権放棄・多極化戦略の基本理念となる。中南米(や中国イランロシア)は、米国から敵視されて困窮するのでなく、米国抜きの(多極型の)新たな世界秩序を構築していく道に進む。だからトランプの世界敵視策が覇権放棄につながるのだが、米国から敵視され切り離された中南米を、漁夫の利的に自分の傘下に入れていくのは中国だ。中国は、以前から中南米に経済支援し、見返りに資源などの利権を獲得している。 (中国でなく同盟諸国を痛める米中新冷戦) (南米のアメリカ離れ)

しかし、ここで、中南米がTPPの範囲内(ペルー、チリ、メキシコ、その他もいずれ加盟か?)でもあることを考えると、米国から切り離された中南米を傘下に入れるのが中国だけとは限らなくなる。わが日豪のTPPも、中国の向こうを張って、中南米で影響力の拡大をやることができる。ただしそれには、日豪が、できるだけ早く従来の対米従属根性から脱却せねばならない。対米従属根性が残っていると「中南米は米国のシマだ」という意識が強く、せっかくトランプが関係を切ってくれた中南米を、中国にとられてしまう。今後の日本にとって、中国は敵でなくライバルだ

ブラジルの新大統領は中国嫌いを掲げて当選した。中国の影響力拡大を嫌う人が多い。カンボジアなど東南アジアでも、中国の覇権拡大、中国人の強欲な利権あさりに対する怒りが拡大している。米国の覇権も嫌だが中国の覇権も嫌だ、と思うアジア太平洋の人々に、米中より強欲・傲慢でない日豪はどうでしょう、と売り込んでいくことが可能だ。 (Brazil nut: will ‘Tropical Trump’ Bolsonaro’s anti-China front crack?) (Anti-Chinese Sentiment on the Rise in Cambodia)


日本では、左翼が、覇権拡大(植民地支配の進化版)と安倍晋三の両方が嫌いなあまり、ほのかに見えてきた多極型世界の姿を(陰謀論扱いして)見ようとせず、時代遅れになっている

その一方で右翼も、ネトウヨから街頭宣伝車まで、対米従属の一環でしかない中国敵視に拘泥する馬鹿な姿をさらしており、これまた時代遅れだ


対米従属が、戦後の日本人をどれだけ腐らせてきたことか。

トランプがせっかく日本を対米自立・民族自決に追いやってくれているのに、日本人は全くそれが見えていない。早く気がつけ、目を覚ませ、と切に思う


米国の覇権が低下し世界が多極化する中で、日本が対米従属にのみ固執していると、日本は影響圏もないまま国力が低下し、カンボジアやフィリピン並みの、中国の属国になってしまう。 (Japan’s Belt and Road Balancing Act)

今後、日本が置かれている新たな事態に先に気づくと期待できるのは、左翼より右翼だ。多極化する世界において、中国圏と米国圏の間に、海洋アジア圏をTPPとして作り、中国圏とも協力し、かつて成し遂げられなかった大東亜共栄圏を作りなおす構想だ。これはまさに、右翼が大好きな構図のはずだ。


[ 2018/12/09 01:27 ] 未分類・ニュース等 | TB(-) | CM(-)